【実機レビュー】「CuboAi Plusスマートベビーモニター」がない生活なんて考えられない!
子育て初期に一番役に立ったベビーテック製品といえば、私はダントツで「CuboAi Plusスマートベビーモニター(以下、CuboAi)」を挙げます。
いわゆる「ベビーモニター」ジャンルの製品で、中でもこのCuboAiは、その名のとおりAI技術を搭載し、とにかく高機能なんです。
原稿執筆時(子ども:0歳10カ月)でも活躍し続けている、この「CuboAi」の使い心地をレビューしていこうと思います。
離れた場所でも安心できる!
子どもが生まれてからというもの、毎日のお世話にとにかく悪戦苦闘していました。
悩みとして大きかったのが、どうしても赤ちゃんの様子が心配になってしまい目が離せず、夫婦ともになかなか気が休まるタイミングがなかったことでした。
お互い疲れてしまって、夫婦の会話も減ってしまうんですよね…。
そんなときにベビーモニターの存在を知りました。
調べてみると、パナソニックの「KX-HC705-W」や、ベビーセンスの「HDS2」など、たくさんの製品が出てきました。
「CuboAi」を知ったきっかけは、Instagramの広告だった気がします。
大変失礼ながら、最初は「値段が高いな〜!」(価格はご覧のとおりで)という感想でした。
でも、調べていくにつれて、値段相応に赤ちゃんの見守りに特化した豊富な機能群(後述します)が搭載されているとわかりました。
妻と相談を重ねた結果、それが決め手となり、購入を決断しました。
正直高いのは事実なので、購入には勇気がいりました(笑)。
さまざまなスタイルで設置できる!
CuboAiの特徴はなんといっても、その可愛らしい小鳥型のデザインです。
他社さんのベビーモニターは「ザ・カメラ」な見た目なのですが(悪いというわけではありません)、「CuboAi」は部屋の中に設置していても悪目立ちすることはなく、妻からも高評価でした!
取り付け方法は3種類。
ベビーベッドの柱などに設置する「ベビーベッドスタンド」。
上からの俯瞰撮影ができる、床に置く「フロアスタンド」。
水平撮影に向いている「モバイルスタンド」。
この中から、間取りや使用シーンに合わせて適切なスタンドを設置しましょう。
本体に「温度&湿度センサ」を取り付けて、付属の電源アダプタとUSB-Cケーブルを接続すれば準備はOKです。
ちなみに、我が家は間取りが特殊なため、日中は「フロアスタンド」を使用して、夜寝るときには、(メーカーさん非推奨だと思いますが)タブレット用の「アームスタンド」に取り付けて使用していました。
非純正のアームスタンドのため、CuboAiが落下してしまうおそれもあるので、自己責任でお願いします。
とにかく画質がきれい!
本体の設定は「CuboAi」アプリから行います。
Wi-Fiなど各種設定後にアプリ上に表示されるQRコードをCuboAi本体のカメラに読み取らせるだけでペアリングは完了です。
ガイダンスに従えばいいので、機械音痴の人でも心配ありません。
セッティングが終われば、アプリ上にすぐCuboAiのカメラからの映像が表示されます。
その画質がまたきれいなんですよね。
1080p HD広角カメラを搭載しているので、映像がとにかくクリアです。
また、夜の暗闇に設置していても、細部までくっきりと表示されるため、赤ちゃんの表情までしっかりと確認できます。
寝顔もしっかり見えるので、うれしかったです!
赤ちゃんを「安全」に見守る
赤ちゃんの日々の行動の中には、小さなことから大きなことまで、事故の芽がたくさん存在しています。
たとえば顔にガーゼがかかってしまったり、うつぶせになって戻れなくなってしまったり…。
CuboAiには、そんな事故を未然に防いでくれる「顔認識カバー防止&寝返りアラート」機能が搭載されています。
ガーゼがかかってしまっても、CuboAiがそれを認識し、即座にアプリからアラートを通知してくれます。
また、「泣き声アラート」も便利な機能です。
その名のとおり、赤ちゃんの泣き声を検知してアラートを通知してくれる機能で、たとえば寝かしつけ後に赤ちゃんが起きて泣いてしまったときでも、すぐに気づくことができるのです。
そのほか、AIが赤ちゃんの咳を検知して、アラートとともに咳をしている20秒間の動画を表示してくれる「咳検出アラート」にも助けてもらいました。
ただ、アラート音が「小鳥のさえずり」なので、人によっては気づきにくいかも…。もう少しはっきりしたアラーム音ならいいのに!
センサーパッドはあって損なし!
より赤ちゃんを「安全」に見守りたいならば、CuboAiと一緒に使うべきなのが、別売りの「ベビーセンサーパッド」です。
アプリ上で見守りをしていると、赤ちゃんの姿は見えるけど、動いているのか不安なときがしばしばありました。
動いていない気がしてベッドに駆けつけると、子どもはスヤスヤ…。
何事もないのはいいことなのですが、いちいち駆けつけていてはベビーモニターの意味があまりありません。
そんなときはこのベビーセンサーパッドの出番です。
使い方は簡単で、マットの下などにこのセンサーを設置するだけ。
これで赤ちゃんの「微振動」を感知してくれるので、動きが可視化されるんですね。
もちろん、動きが感知できない場合は、即座に通知されるようになっているので、そのときはベッドに駆けつけましょう。
妻は「このセンサーのおかげでめちゃくちゃ安心できる!」と熱弁していました。
就寝中の出来事がわかる!
私がCuboAiを使い始めたころ、子どもは0歳2カ月ごろでした。
その頃の赤ちゃんは生活リズムが整っていないため、昼夜の区別もなく、短い睡眠を繰り返すもの。
そんな「睡眠」のシーンでもCuboAiは役立ちました。
「睡眠分析機能」は、「泣く」「動く」「就寝」など、一晩の出来事をまとめてレポート化してくれます。
たとえば夜泣きで起こされたとしても、寝ぼけていて記憶が曖昧で、朝起きたら覚えていないですよね(笑)。
落ち着いて子どもの就寝中の行動を振り返ることができるのはとても価値があるように感じました。
「目が覚めた回数」や「寝るまでの平均時間」「最長連続睡眠時間」なども集計してくれるため、赤ちゃんの変化にも気づきやすくなります。
また、寝かしつけ時にも役立つ「子守唄」や「BGM」を本体から流すことができるのもうれしいポイントです。
うちの子は「ホワイトノイズ」を流すと比較的よく寝てくれるんですが、もちろん収録されているほか、雨といった自然の音や、赤ちゃん向けのクラシック音楽などが用意されています(アプリから操作します)。
寝かしつけのコツは別の記事でまとめますね!
思い出も逃さない!
個人的に一番魅力的に感じたのが、「思い出」を簡単に振り返ることができる機能です。
まずは「過去18時間の録画再生」ができることがとても助かりました。
日中仕事をしていると、どうしてもその間の出来事がわかりません。
でも、過去の動画が見れることで、日中どんな様子だったのか、帰宅中に確認できるんです。
毎日電車の中で、ニヤニヤしながらCuboAiの映像を見ていたのを思い出します(笑)。
また、赤ちゃんが笑ったり、泣いたり、大きく動いたりすると、AIが感知して、自動的に写真を撮ってアプリに保存してくれる「自動フォトキャプチャ」。
そして1日の出来事を写真や動画でまとめて振り返ることができる「成長アルバム」なども、赤ちゃんの成長を記録してくれる素晴らしい機能です。
CuboAiでモニタリングした映像は、動画や画像として保存できるので、気づいたらiPhoneのカメラロールがそればっかりですよ(笑)。
はじめての寝返りも記録できるかもしれません!
まとめ
ということで、子どもが0歳10カ月になった今でも、欠かせない存在となっているCuboAi。
まだまだ使えていない機能もあり、また今後赤ちゃんが成長するにしたがって使うものもあるようです。
赤ちゃんが指定したエリアの外に出た場合にアラートで通知してくれる「危険エリアアラート」もそのひとつです。
なんとこのCuboAi、生まれたばかりの頃から5歳を超える頃になるまで、赤ちゃんを見守ってくれるそうです。
冒頭に「値段が高い」という話はしましたが、個人的には十分その元はとれると感じています。
ベビーモニターを検討している方の参考になれば幸いです。